特定非営利活動法人(NPO法人)

        東村山市文化協会

 

          設立趣旨書

 

 

 

 東村山市文化協会は、昭和535月に、広く市民に、芸術・文化・学習および青少年

育成活動を振興し、その普及を図ること、並びに各団体相互の協調、融和を深め、共に研

鑽し、知性と教養を高め、文化事業の発掘、発展を図ることを目的に、東村山市文化連盟

として発足いたしました。

 その後、すでに発足していた東村山市体育連盟と本連盟が、市民の体育と文化の両面の

発展を牽引する車の両輪となるべく、ともに「協会」に衣替えして、今日まで、発展的に

活動を続けてきております。

 昨今の市民生活を取り巻く地域環境は、生涯学習時代という大きな流れの中で、市民が

生涯にわたって文化に親しむことが日常化し、さらには高齢化社会の進行とともに生きが

いとしての文化活動が市民生活と不可分のものとなっています。

 このような市民の文化志向の高まりや多様化する市民二一ズに十分に応えるために、本

協会では組織の一層の強化を図るとともに、各種事業の積極的な運営を目指すことが必要

であると考えております。

 本協会の事業は、市内の学術、文化、芸術団体の強い連携により、東村山市における地

域文化の向上と、そこに集う市民相互のコミニュティの醸成に大きな貢献を果たしており

ます。毎年5月に行っている「市民文化のつどい」は今年で19回目を迎え、本協会主催

の市民参加の文化の祭典として、秋の「市民文化祭」と並ぶ大きな文化事業であります。

 また、「桜能」と銘打った能の公演を市内で行うなど、本協会が市民文化向上に果たし

てきた貢献は大なるものがあります。

 新人演奏家の登竜門として名を知られている「多摩六都フレッシュコンサート」は、本

協会傘下団体の主管で実施され、今年で14回目となります。

 東村山市議会議場で年4回の市議会初日の開会前に本協会の全面的な協力で行っている

ミニミニコンサートは、昨年10周年を迎えましたが、本市の文化向上のために大きく貢

献しているものと確信しております。

 さらに、学校週5日制の導入に伴って発足した「土曜子ども講座」への講師派遣など、

市内小中学校等における本協会加盟団体のボランティア活動が急速に充実発展してきてお

ります。文部科学省事業である「伝統文化こども教室」についても、毎年積極的にこれを

実施しているところであります。

 このように、東村山市文化協会の活動は各加盟団体の活動のみに止まらず、広域的に期

待されるものとなっております。

 ここにおいて、本協会が一層の市民文化の向上を図りながら、明るい希望に満ちたまち

づくりに貢献できるよう、決意を新たに「特定非営利活動法人東村山市文化協会」を設立

するものであります。

 

   平成21626

 

            設立代表者 住 所 東京都東村山市秋津町四丁目133

 

                  氏 名     村  上  俊  三

 

 

 

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